1-1 なぜUターンをするのかをもう一度自分に問いかけてみて
40代になれば、自分の出世レースも到達点が見えてきて、「もはやこれまでか」となっているかもしれません。
思い切って立ちあげた自分の会社も思ったように伸びてこず、「これ以上家族に迷惑はかけれないかな。」と感じているかもしれません。
年老いた両親から正月帰るたびに無言のプレッシャーを受けているかもしれません。
もちろん、Uターン移住の動機は人それぞれです。
でもですよ。
出世レースで二番手集団になってしまっても、Uターンだけが方法じゃないですよね。
夢破れてサラリーマンに戻るなら、都会の方が良いんじゃないですか?
両親に介護が必要になっても、今では公的サービスが充実してきて何とかなるかもしれません。
本当にあなたの家族がUターンしなければ解決しませんか?
子供たちだって転校しなきゃいけないんです。
もちろん、Uターン移住にはたくさんのメリットだってあります。
ここはじっくり、メリット、デメリットを考えながら、何を得るためにUターンをするのか。
そして、何を失ってしまうのか。
これだけは失いたくないもの。これだけは叶ってほしいもの。
それらを紙に書きだしながら、家族全員で家族会議を行ってみて下さい。
家族全員の価値観がそろって初めて移住という選択肢を選ぶことが出来るのです。