2-3 私の場合は(公務員試験チャレンジ編)
新潟県に移住すると決めた時から、地方の求人状況が厳しいことは分かっていましたので、公務員試験を狙っていました。
平成27年はまだ、民間企業等経験者採用試験を実施している行政機関は、新潟県のほか数市のみだったと思います。
新潟県で県庁職員は文句なし最強にして、安心。ここを狙わない理由はありません。
早速、採用試験対策を始めました。
「一次試験は筆記ね。難易度は初級程度か。ふむふむ。」
ということで、公務員初級のテキストをネット購入。
私が購入したテキストは、
です。
出題傾向と問題レベルの把握にもってこいとの評判に惹かれて購入しましたが、
やってみた感想としてもまさにその通り。
偏りのない問題構成で、今まで公務員試験なんて考えたこともなかった方には
がっちりお勧めします。
350問全て解けるようになれば、一次試験の突破ラインは超えるはずです。
二次試験から面接があります。もちろん公務員試験用の面接対策なんてしたことないので、またまたテキストを購入。
面接対策のテキストは正直なんでもいいと思います。
とにかくわかりやすそうな本を購入してルール的なものを把握すればOK。
社会人なんですから、自分の言葉で思っていることを相手に伝えるのは、今までもやってきましたでしょう。
自分のキャリアの棚卸をやって、志望の動機を自分のキャリアに絡めてきちんと説明できれば問題ないです。
ただ、新潟県は圧迫面接です。かなり失礼なことを言われますので、気分を害せず客観的に答えましょう。
適性検査は対策のしようがないので、割愛。
小論文はすぐに書けるようにはなりませんが、普段から物事の要旨をまとめて自分なりの意見を整理するトレーニングはしておいたほうが良いかもしれません。
最終面接は総力戦です。
相手は百戦錬磨の面接官。メッキ程度では勝負できません。
ここで私は落ちてしまうのですが、一次試験、二次試験ともに高得点だった自信がありました。
事実、面接官は最後まで私の使いどころを考えてくれました。
ここがキーポイント!
募集している行政機関が欲しいと思っている職種と受験者のスキルがマッチしていないと、最終面接では落とされてしまいます。
一次、二次は受験者のポテンシャルチェック。どの程度の人間的な力があるのかを測ります。
最終はそのポテンシャルをここで発揮できるかという、マッチングチェックです。
ここを見間違うと、自分がやりたいことを(もしくは得意なことを)前面に押し出してアピールして玉砕します。
相手にとって自分が有益であること。
これを面接官に伝えなければ最終面接は突破できません。
最後の関門までたどり着いたにも関わらず玉砕した私の痛い痛い敗戦の弁でした。
公務員試験に挑む皆さんに幸あれ!!
次回は第3章 民間企業転職編
公務員試験に失敗した私は、民間企業に狙いを定めて転職活動を始めます。
いい年こいたアラフォーおやじの転職活動。
果たして、どんな結末が待っているのでしょうか?
こうご期待です。