40代からの田舎暮らし!家族4人の新潟移住奮闘記

このブログは、紆余曲折の末に嫁さんの実家の近くに移り住み、新しい生活基盤を整え、移住者支援活動を始めるまでの奮闘記です。

第3章 民間企業Uターン転職編

兵庫県から東京と新潟に合計3回も足を運んで受験した公務員試験に見事落っこちた私は、気を取り直して転職活動を行うことにしました。 が そんな簡単にモチベは戻らんかったです。。 一か月くらいはへこみましたよ。 でも、いつまでも凹んでいられない。 距…

2-3 私の場合は(公務員試験チャレンジ編)

新潟県に移住すると決めた時から、地方の求人状況が厳しいことは分かっていましたので、公務員試験を狙っていました。平成27年はまだ、民間企業等経験者採用試験を実施している行政機関は、新潟県のほか数市のみだったと思います。新潟県で県庁職員は文句…

2-2 試験の難易度と対策

気になる社会人経験者採用試験の内容ですが、行政事務職で受験する場合、試験内容は「教養試験」「小論文」「経験者論文」「面接試験」という組合せが大半です。教養試験は概ね40題出題され、難易度レベルは初級(高卒レベル)~上級(大卒レベル)と様々で…

2-1 社会人経験者(民間企業等職務経験者)採用試験の現状

社会人経験者(民間企業等職務経験者)採用試験を実施する自治体数が過去数年間で急増しています。 公務員の社会人経験者枠は、かつては大規模な自治体のみに特有の採用形態でしたが、平成29年度は全都道府県政令市の8割以上の自治体で社会人者枠の採用が実…

第2章 公務員試験への挑戦

地方に移住する上で、最強かつ最大の転職先と言われれば文句なし公務員です。 それが都道府県職員以上であれば泣く子も黙ります。(ちなみにここでいう泣く子とは、お義父さんを指すことは公然の秘密。) 地方公務員の年収ベースは一見少なく見えますが、諸…

1-8 私の場合は

兵庫県で一級建築士事務所を12年間にわたり営んできました。 起業後3年で法人化も果たし従業員も数名ですが雇い入れて、一時期は年間売り上げが9桁に届く勢いで仕事をしていたこともあります。 順風満帆に見えた企業運営でしたが、まもなく時代の趨勢を読み…

1-7 田舎暮らしに夢見がちなあなたへ

「都会生活の疲れた心と体を癒し、今度こそワークライフバランスを考えながら、家族とゆっくり慎まやかに暮らしていきたい。」 「年収なんて350万もあれば、創意と工夫で充実した毎日を過ごしてみせるよ。」 そうですよね。せっかくリスクを取ってUターン移…

1-6 自分の社会的な価値をシビアに見つめる勇気が必要

日常生活で絶対的にかかる費用を計上して、最低限必要な収入を割り出すことはとても大切です。4人家族で贅沢することもなく、慎まやかに生活をしたとしても、必要な年収はざっと500万円ぐらいになるかなと思います。 「僕を舐めてもらったら困るよ。年収500…

1-5 生活水準を下げて生活することを具体的に想像する

転職したって給与は下がる。生活コストは思ったより高い。となると、生活水準を下げるしかないないな。 と思い始めていると思います。 もちろん、下げてください。ぐっと下げてください。思い切って下げてください。 それしかないのです。 それしかないので…

1-4 田舎暮らしの生活コストは想像以上に高い ②

次に下の資料を見てください。 石油製品小売市況調査 (円/リットル) 油 種 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 ハイオク 140 142 140 142 142 141 141 145 146 レギュラー 129 131 129 131 132 130 130 134 135 軽油 112 111 108 111 110 112…

1-3 田舎暮らしの生活コストは想像以上に高い ①

まずはこれを見てください。 これは、私がUターン移住した新潟県見附市にある某スーパーの特売チラシです。 いまお住いの地域と比べて、食料品の物価は安いでしょうか?それぞれの地域の特性もあるでしょうから、一概に高いだ安いだとは言えないと思います…

1-2 地方で働くということ

家族会議の末、ついにUターン移住をすることに決定しました。子供たちも、 「たくさんのお友達を離れ離れになってしまうのは寂しいけれど、家族みんなで行くのだったら大丈夫。」「優しいおじいちゃんも、おばあちゃんも待ってるし。」 と言ってくれた。 と…

1-1 なぜUターンをするのかをもう一度自分に問いかけてみて

40代になれば、自分の出世レースも到達点が見えてきて、「もはやこれまでか」となっているかもしれません。思い切って立ちあげた自分の会社も思ったように伸びてこず、「これ以上家族に迷惑はかけれないかな。」と感じているかもしれません。年老いた両親か…

第1章 Uターン前の準備

都会の人波に流され、通勤電車で日々もみくちゃになって。もう。いや。 そうそう。4月から新しい部長が赴任するらしいけど、年下らしいよ。 東大卒だってさ。 いいよね、学閥があるやつは。 こっちは毎日こんなに頑張っても課長補佐どまりっていうのにさ。ホ…

序章 ついに嫁さんの実家の近くに住むことにした

いつか、この日が来るとは分かっていました。自分が40才を過ぎるころには、たいてい親は70代以上なんですよね。お義父さんもお母さんも、この間まであんなに元気だったのに、やっぱり「お年寄り」になっていくんです。ああ。時の流れとは実に無情なもの。今…