2-2 試験の難易度と対策
気になる社会人経験者採用試験の内容ですが、行政事務職で受験する場合、試験内容は「教養試験」「小論文」「経験者論文」「面接試験」という組合せが大半です。
教養試験は概ね40題出題され、難易度レベルは初級(高卒レベル)~上級(大卒レベル)と様々です。
自治体により筆記試験の難易度が異なりますが、社会人が受験しやすいよう配慮されていることが多いようです。
私が受けた新潟県の場合は、一次試験が「教養試験」と「小論文」のみ。
二次試験が「一次面接」「適性検査」「自己PRレポート」の三つ。
三次試験が「最終面接」のみでした。
教養試験は満点が狙えるほどに簡単なものでしたので、初級(高卒レベル)の対策で十分です。
小論文は一時間、1000文字程度。その場で与えられたテーマに沿って自分なりの考えをまとめて論ずるものでした。
テーマも普段から新聞などを読んでいれば問題ない程度のものです。
私の場合は「二酸化炭素削減と二酸化炭素税導入の効果について」で、二酸化炭素税導入の賛否を明らかにしたうえでその論拠を示すものでした。
社会人経験者枠の一次試験の難易度は高くないので、ここを高得点で突破しなければ二次試験三次試験に勝ち抜けなくなってしまいます。
一次試験はそれほどにウエイトの大きな試験となっているようです。
(出展元:公務員試験総合ガイド https://90r.jp/ )