40代からの田舎暮らし!家族4人の新潟移住奮闘記

このブログは、紆余曲折の末に嫁さんの実家の近くに移り住み、新しい生活基盤を整え、移住者支援活動を始めるまでの奮闘記です。

1-6 自分の社会的な価値をシビアに見つめる勇気が必要

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日常生活で絶対的にかかる費用を計上して、最低限必要な収入を割り出すことはとても大切です。
4人家族で贅沢することもなく、慎まやかに生活をしたとしても、必要な年収はざっと500万円ぐらいになるかなと思います。


「僕を舐めてもらったら困るよ。年収500万円ぐらいの仕事なら造作もなく見つけることが出来るぐらいのスキルはあるよ。」


そう思うのも、無理はありません。今、1000万円前後の年収をもらっているエリートサラリーマンでしたらなおさらです。
私も20年近く建築業界の第一線で働いてきましたし、それなりに社会的評価の高い資格も複数所有しています。

年収500万円は難しくないと思っていました。



客観的な社会的評価を測る方法として、転職サイトに登録する方法があります。


転職サイトの功罪についてはいづれ後述しようと思いますが、あなたの転職市場での価値を知るには有効な手段です。
どの様な転職サイトでも良いのですが、私の場合はリクナビNEXTに登録しました。もちろん複数のサイトに登録しても構いません。
登録をすると早速エントリーシートのようなものに、パーソナルデータを詳細に記入していくことになります。


そこでは、業務経歴書も書かなくてはなりませんので、過去の社会人としての自分を振り返り、自覚しているスキルや経歴について考え直すきっかけになります。
上手くまとめることが出来なければ、業務経歴書の作り方についても詳しく説明してくれていますので参考にすれば作りやすいと思います。

そして、「スカウトを受ける」を選択して、データを公開します。


転職市場で商品価値が高ければ高いほど、多くのエージェントから取引のオファーが舞い込みます。
それはそれは本当にすごい量です。

 

まるで男子校の学園祭に女子高生が紛れ込んだかのように(笑)


もちろん、すべてのエージェントと取引する必要はありませんし、具体的に転職を進めたいのでなければ連絡を取る必要すらありません。
ここでは、企業からの直接オファーやあなたが企業から検索された回数などを点数化して順位が示されますので、自分の立ち位置がある程度分かれば良しとしましょう。

ただここで気を付けていただきたいこととして、突出して高い給与を提示している企業さんに心を奪われないで欲しいということです。
すべてとは言いませんが、その多くは一般に激務とされてる企業風土をもっていて、社員の定着率がかなり悪い傾向にあります。
ミドル世代の高収入志向と、40代の転職市場の価値が相対的に低い傾向にあることをいいことに、甘い罠を仕掛けてくることもありますので、十分に注意してください。

合わせて、希望している地域のハローワーク情報を確認してください。
ハローワークインターネットサービスを使えば、日本中の求人情報を確認することが出来ます。


希望されている地域と職種で、企業がどの程度の待遇と給与を提示しているのかを確認されることをお勧めします。


地方といえども即戦力クラスの人材は少なく、40代でも十分にニーズはあります。

しかもあなたに組織管理の経験があれば役職付きで迎えてくれる可能性すらあります。


しかし、多くの中小企業にとって年収500万円以上で転職者を受け入れることは大変なリスクを伴います。
年収500万円は地方の中小企業にとって最初に提示する年収としては、ほぼアッパーエンドだと思ってください。
実際、「うちでは500万円以上の年収を取っている従業員なんて、役員を除くと工場長だけだよ。」なんて企業もざらにあるのです。


年収は入社後実力を認めてもらいながら上がっていくものだと心得た方が、良い企業と出会える可能性がぐっと高まります。

1-5 生活水準を下げて生活することを具体的に想像する

転職したって給与は下がる。
生活コストは思ったより高い。となると、生活水準を下げるしかないないな。

と思い始めていると思います。


もちろん、下げてください。ぐっと下げてください。思い切って下げてください。

 

それしかないのです。

それしかないのですが、それが案外難しい。

月に1回は家族との時間を持つために、近くのレストランで夕食をという人もいるかなと思います。
「これは我が家にとって大切な時間の使い方。やめるわけにはいかないんです!」と、言いたくなる気持ち、わかります。痛いほどに。
だって、うちもそうでしたから。


「年に1回の結婚記念日ぐらいは、ちょっとおしゃれなフレンチで大人時間を」
そうですよね。

愛妻家のあなたならそれぐらいはしてあげたいし、嬉しそうな嫁さんの顔も見たいですよね。

 

わかります。
だって、うちだってそうでしたから。


これを見直してください。

「ふざけんな!! 赤の他人のお前にそんなことを言われる筋合いはない!!」というお叱りの声が聞こえてきそうです。


ここは、考え方を変えてみませんか?

今までは家族でレストランだったのを、少し手間をかけてお庭でバーベキューパーティーを。
最近はやりのロケットストーブを自作して、お鍋パーティーはいかが?


ダンボールの中に桜のチップを入れて、生ハムの燻製だって簡単に作れてしまいます。
コーヒーの生豆を買ってきて、自家焙煎に挑戦。コーヒー好きならたまりませんよね。
関西人なら一度はしたことがあるたこ焼きパーティーは、珍しさも手伝ってすごく喜ばれます。


大切な夫婦の記念日なら、こんな過ごし方はいかがでしょう?

 

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余計な光が少ない地方なら、夜の星空は息をのむほどの美しさ。
「今までこんなにたくさんの星が頭の上にあったなんて。。。。初めて天の川を見たかもしれない。。。。きれい。。」と、夜空に見とれる嫁さん。
そんな姿を見て、「うちの嫁さん。やっぱりかわいいなぁ。」と、久しぶりにときめきを感じたり。
小さなたき火を二人で囲みながら、温かいウイスキーをちびちびと。

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今までの二人の足跡を思い出しながら、ポツリポツリとかわす会話。 なんてロマンチックな。

もちろんその日の夜は、久しぶりの(自主規制) (*^_^*)
なんてね。



小さな菜園を作っても良いですよね。


比較的栽培が簡単な、アスパラガスとかきゅうりとかプチトマトとかがおすすめです。
上手くいけば食べ飽きるほど採れるはずです。


例え上手くいかなくても、それはそれでご近所と仲良くなれるチャンス。
「最近、○○市から引っ越してきました~。初めて野菜作りにチャレンジしたので失敗しちゃったみたいなんです。」
「どうすればよかったんでしょうか~。教えていただけませんか(*^_^*)」と声を掛ければ、いやな気持にはならないかなと思います。


上手くいけば、「じゃあ。うちの分を分けてあげるよ。」となるかもしれません。
そうなれば、田舎暮らしあるあるの、「朝起きたらなぜか玄関に野菜が置いてある事件」が勃発するのも時間の問題です。

生活を切り詰めて節約することも大切です。

でも、それだけじゃ疲れてしまいます。


自由にできるお金が少ないことを積極的に楽しむ。

そんな心の余裕がUターン移住を豊かなものにするのです。

1-4 田舎暮らしの生活コストは想像以上に高い ②

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次に下の資料を見てください。

 

石油製品小売市況調査         (円/リットル)  
油    種 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄  
                     
ハイオク 140 142 140 142 142 141 141 145 146  
レギュラー 129 131 129 131 132 130 130 134 135  
軽油 112 111 108 111 110 112 109 113 115  
委託元:資源エネルギー庁 資源・燃料部   

 

都道府県別のガソリン価格をまとめたものです。
東京都の価格はともかくとして、関東地区のガソリン価格が全国的に見ても相当に安いことが分かりますでしょうか?
特に埼玉県は低価格ビジネスが支持されやすい土壌があり、全国的に見ても価格競争が激しい地域です。


それに引き換え、九州、沖縄地区を見てください。
高いですよね。びっくりするぐらい。
普段、1円でも安いガソリンスタンドを求めて常に最安値をリサーチしている人にとっては、
関東地区と比べて1リットル当たり5円以上も高いなんて、あり得ないと感じるのではないでしょうか?

 


さらに追い打ちをかける次の資料

 

自動車保有率の偏差値
自動車保有台数 [ 2017年第一位 群馬県 ]


1世帯当たりの車所有台数を都道府県別にまとめたもの。


ここ数年、国民の総人口が減り続けているにも関わらず、世帯数が増えています。
ということは、単身世帯が急激に増えているということになるのですが、この状況であったとしても、1世帯当たり1.5台以上の県が12県もあることに驚いて欲しいと思います。

地方の車依存は想像をはるかに超えています。
車さえあれば便利なまちづくりになっていますが、車を持たない子供たちや高齢者の方々にとっては、自分の意志で外出することもままならない程に自家用車に依存しています。


多くの町ではコミュニティーバスを運行したり、第3セクターの鉄道を維持したりと、公共交通機関の充実に躍起になっています。

しかし1時間に1,2本程度(多くても!!)の運行では利用する人も少なく、赤字の垂れ流しとなっていて、いつなくなるのかは時間の問題となっているところがほとんどです。

となると、子供の外出はほとんどの場合親の送迎付き。

場合によってはおじいちゃんのヘルプも要請して送り迎えの対応をしなければなりません。
雪国の場合は冬ともなると、学校へ行くことさえ

「送迎付きじゃないと登校できない」

となるのです。

運転免許を持っている人は全員自家用車を持っているのが当たり前。
その理由がお分かりになりましたでしょうか?

確たる根拠もないのに、「田舎の方が物価も安いし、少々給料が減っても何とかなるんじゃないかな」と思っている方が多いような気がします。


見通しとして、それは大甘です!


地方の生活コストは都会のそれよりも、むしろ高いと考えてくださ

1-3 田舎暮らしの生活コストは想像以上に高い ①

まずはこれを見てください。

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これは、私がUターン移住した新潟県見附市にある某スーパーの特売チラシです。


いまお住いの地域と比べて、食料品の物価は安いでしょうか?
それぞれの地域の特性もあるでしょうから、一概に高いだ安いだとは言えないと思いますが、想像しているより物価が安いわけではないと感じると思います。

田舎の物価が安いというイメージはおそらく、農家の方や畑をされている方から直接購入できる環境にある方からついたものだと思います。

見附市では多くの人が小さいながらも畑をされている方が多く、旬の野菜は安価に入手できます.

私の場合でも野菜は義父から、お米は仲間の農家から直接購入しています。

特にお米については100%新潟コシヒカリ(当然間違いないです)が30KGで9000円で購入していますので、都市部の方から見れば激安だと思います。

たとえ田舎であっても、自分なりの工夫と努力なしでは生活費を節約できる訳ではないのです。

1-2 地方で働くということ

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家族会議の末、ついにUターン移住をすることに決定しました。
子供たちも、

「たくさんのお友達を離れ離れになってしまうのは寂しいけれど、家族みんなで行くのだったら大丈夫。」
「優しいおじいちゃんも、おばあちゃんも待ってるし。」

と言ってくれた。


となると、次に考えるべきは、移住先での仕事です。

まず、声を大きくしてお伝えしなければならないことがあります。

田舎に、仕事なんてないんです!!

「それぐらいの事、分かってるよ。」という声が聞こえてきそうですが、まずは下の資料を見て下さい。

有効求人倍率の推移

酷評されることの多いアベノミクスですが、ここ数年徐々に有効求人倍率が上向きになっています。
確かに一時期に比べて、転職市場も売り手市場であることを肌身に感じることが多くなりました。
地方の経済状態を正確に反映していないといわれている有効求人倍率ですが、経済が回復傾向にあることは間違いなさそうです。


「おお!そうか!今こそUターン転職のチャンスだな!!」とばかりに、鼻息あらく転職市場に身を投じる準備を進めたくなるしょう。

 

でもちょっと待ってください。


続いて次の資料を見てください。

 

都道府県  
産業計1) 建設業 製造業 運輸業
郵便業
卸売業,
小売業
医療,
福祉
サービス業
年齢
(歳)
勤続年数(年)  

 

全国計 42.5 12.1   304.3   330.5   294.5   274.8   308.0   279.7   255.6
北海道 43.4 11.1   266.4   281.4   246.7   226.9   274.5   266.1   226.3
青森 43.6 11.9   234.8   240.0   224.4   227.1   218.2   235.2   186.2
岩手 43.6 11.9   236.8   271.3   226.8   221.7   236.5   224.1   204.3
宮城 42.7 12.6   284.5   329.1   250.3   259.8   298.9   263.9   234.0
秋田 44.2 13.1   240.8   254.1   216.8   237.8   232.8   253.0   207.0
山形 43.0 12.9   246.7   250.6   238.3   222.8   258.5   246.8   199.8
福島 43.0 11.9   261.4   282.7   248.2   240.4   265.1   266.7   238.9
茨城 42.7 13.1   299.8   341.7   291.3   266.5   279.9   276.4   261.8
栃木 42.7 13.2   294.9   301.2   288.8   263.0   275.3   288.6   241.0
群馬 42.7 12.2   282.4   312.9   276.0   266.5   286.7   275.1   231.7
埼玉 42.5 11.6   296.5   364.3   296.4   274.0   294.2   287.2   269.3
千葉 42.2 11.4   309.4   327.9   305.8   311.6   297.7   299.6   277.7
東京 42.0 12.2   377.5   409.7   378.3   335.5   369.4   329.7   302.7
神奈川 42.6 12.0   329.8   361.3   341.7   289.2   325.9   302.3   264.7
新潟 42.9 12.7   260.1   283.4   252.8   259.7   253.2   253.4   215.2
富山 42.9 12.6   267.6   309.9   261.6   250.9   257.3   255.4   235.3
石川 42.9 12.5   276.7   311.5   266.7   267.9   281.1   269.1   224.9
福井 42.8 13.2   272.3   308.1   264.7   290.2   248.4   263.1   227.4
山梨 43.0 11.8   279.9   331.3   287.1   241.8   283.7   261.4   217.3
長野 43.0 12.4   275.0   304.3   276.1   249.6   274.6   258.7   227.6
岐阜 42.5 11.9   277.9   299.7   266.5   267.2   279.2   284.9   236.9
静岡 43.2 12.9   290.8   332.3   295.8   274.8   281.3   263.7   238.7
愛知 41.6 12.7   318.3   354.1   323.6   283.4   322.5   303.5   251.5
三重 42.2 13.0   300.0   331.8   317.2   269.6   268.6   280.3   243.2
滋賀 42.4 12.2   295.8   331.5   314.2   278.2   284.0   267.8   224.2
京都 42.7 11.9   311.6   311.1   328.7   260.1   297.6   321.7   209.8
大阪 42.3 12.0   326.1   368.6   323.3   301.0   335.8   301.6   269.7
兵庫 42.6 12.1   294.8   326.1   298.8   267.6   280.9   288.1   246.6
奈良 42.2 11.1   300.7   328.4   291.3   244.4   291.6   309.9   246.6
和歌山 42.6 12.4   282.2   317.9   272.1   252.3   283.1   276.7   236.0
鳥取 43.0 12.1   254.2   266.4   240.2   250.0   244.6   266.6   212.5
島根 43.0 11.9   253.4   280.1   242.0   233.3   249.5   261.3   200.3
岡山 42.8 12.1   269.6   311.9   268.6   242.8   252.9   263.6   224.6
広島 42.7 13.1   297.6   320.8   281.9   266.4   320.9   285.4   252.8
山口 43.2 12.0   273.5   291.3   279.7   262.9   258.5   270.3   241.1
徳島 42.4 12.4   274.6   275.1   281.0   253.9   256.8   260.7   207.9
香川 42.7 12.5   277.7   354.9   260.7   255.5   265.0   269.6   238.7
愛媛 42.9 11.8   262.7   282.3   262.2   257.2   246.3   249.8   223.1
高知 43.3 11.6   258.3   268.3   241.6   260.3   236.1   256.4   216.1
福岡 42.4 10.9   282.7   339.0   269.0   256.2   288.1   269.5   240.9
佐賀 42.9 11.6   246.6   280.5   235.0   229.4   243.6   244.0   207.5
長崎 43.1 11.6   253.4   273.8   256.2   220.2   247.9   246.8   216.8
熊本 43.3 11.4   253.8   251.6   257.4   216.8   245.4   258.2   205.7
大分 43.0 11.7   257.8   272.0   256.4   247.6   251.8   252.9   210.3
宮崎 43.3 11.2   235.5   255.7   217.5   240.3   216.2   243.5   191.5
鹿児島 43.9 11.3   249.2   261.3   232.2   232.2   244.4   246.9   214.7
沖縄 42.0 9.4   244.4   260.3   211.8   221.3   228.6   257.3   198.6


都道府県別の平均月収(差引前)を示したものです。
ここで注目していただきたいのは、「平均の月収」であるということです。
一般に平均月収は一握りの富裕層が多額の給与をもらうために中央値より高くなる傾向にあります。


もう一つ、平均勤続年数は12年前後。

つまり定期昇給や役職手当もついてこれです。


。。。。。。。。。。ちょっとびっくりしましたでしょうか。。。

 


経験豊かな40代の転職といえども、転職先ではルーキーです。

大幅な減収は避けられません。
多くの若者が、より好待遇を求めて都会に流れ込む理由がここにあります。


その流れに逆行するということは、あえて困難な労働条件を受け入れるということになるのです。

1-1 なぜUターンをするのかをもう一度自分に問いかけてみて

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40代になれば、自分の出世レースも到達点が見えてきて、「もはやこれまでか」となっているかもしれません。
思い切って立ちあげた自分の会社も思ったように伸びてこず、「これ以上家族に迷惑はかけれないかな。」と感じているかもしれません。
年老いた両親から正月帰るたびに無言のプレッシャーを受けているかもしれません。


もちろん、Uターン移住の動機は人それぞれです。


でもですよ。
出世レースで二番手集団になってしまっても、Uターンだけが方法じゃないですよね。
夢破れてサラリーマンに戻るなら、都会の方が良いんじゃないですか?
両親に介護が必要になっても、今では公的サービスが充実してきて何とかなるかもしれません。


本当にあなたの家族がUターンしなければ解決しませんか?


子供たちだって転校しなきゃいけないんです。

もちろん、Uターン移住にはたくさんのメリットだってあります。

ここはじっくり、メリット、デメリットを考えながら、何を得るためにUターンをするのか。
そして、何を失ってしまうのか。


これだけは失いたくないもの。これだけは叶ってほしいもの。
それらを紙に書きだしながら、家族全員で家族会議を行ってみて下さい。

家族全員の価値観がそろって初めて移住という選択肢を選ぶことが出来るのです。

第1章 Uターン前の準備

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都会の人波に流され、通勤電車で日々もみくちゃになって。もう。いや。


そうそう。4月から新しい部長が赴任するらしいけど、年下らしいよ。

東大卒だってさ。

いいよね、学閥があるやつは。


こっちは毎日こんなに頑張っても課長補佐どまりっていうのにさ。ホント。いやになっちゃうよ。
はぁぁぁぁぁ。


そういえば今年の正月、実家に帰ったとき、ホントのびのびできたな~。

やっぱり田舎って落ち着くな。
あんなに元気だったお義父さん、お義母さんもだいぶん弱ってきてたよな。。

。。。。。いっそのこと。。。
思い切ってUターンしちゃおっかな。嫁も喜ぶぞ。きっと。

一部ノンフィクションも交えてお伝えしましたが、Uターンを考えるきっかけってこんな感じが多いのではないでしょうか?
このブログを見て下さっている皆さんは、すぐにでもUターン移住したいとうずうずしているかもしれません。


でも、ちょっと待ってください。


Uターン移住は人生の中でも相当に大きな岐路。
ここは、慎重に慎重に。事を進めていきましょう。